Osamu World
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守ろう人権
2009年11月30日月曜日
出かけて帰りに長津田で田園都市線からJR横浜線に乗り換える。もう少しで家だ。
ふと目をやると変てこな「標語」が書いてあるではないか!
「守ろう禁煙」
まあ、駅だから言わんとすることは分かるが、駅であるという状況設定がなければ禁煙しているお父さんが家に張っていそうな言葉。だいたい「禁煙」で意味が通る。
おまけに言っていることがとってもちっちゃい。字もちっちゃい。
どうしてこんな社会になってしまったのか?
「重箱の 隅をつついて 本音語らず」...友蔵(まる子のおじいさん)
これに対抗する大きな標語で、かつ、一般的に理解できるのは、例えば、
「守ろう人権」。
だいたい、喫煙を禁止しようとすることが社会としてどれほど重要なことか。よく考えましょう。
こんなもののレベルは、学校や講習会会場に「私語禁止」とよくあるが、ようするに「慎みましょう」のレベル。でもって、長津田駅風に言えば「守ろう私語禁止」...。
とはいえ、着眼大局着手小局という言葉もあるように、もしかすると何か大きな目標を達成するためにあえて身の回りの小さなことから取り組む姿勢を表しているのかもしれない。
どう考えてもそんな分けない!
近頃の世論が何を言っているかを要約すれば「デブやタバコを吸うやつは自己管理能力すらない」。一般化する根拠も示さないまま、特定の個人を差別し、また、これを正当化している。
この間、BSニュースで今年の自殺者数のニュースをやっていたのだが、たまたま英語だったのでじっくり視ていたわけでもないが、だいたいこんなことを言っていた。先進6カ国中で最悪の数字であること。自殺者にの飲酒率が高いこと。
自殺者数と飲酒率には関係があるでしょう。関連して北米の先住民に自殺者が多く、彼らの飲酒率が極めて高いこともよく知られています。
こんな下らない「結果」をニュースがお茶の間に届ける理由は何か?
自殺者が多いことの「原因」を届けなさい!原因が分かれば、問題の解決もできるかもしれません。
くだらないニュースが意図せずも発信しているのは、「アルコールを飲むと自殺する」や「アルコールを飲んでいる人は自殺する人が多い」といった全く間違った印象や解釈です。
せめて絶望している人がお酒を飲むことくらいは許してあげましょう。
とにかく世の中のレベルが低い!!!
もし、大局が控えているのであれば、「身の回りから嗜好に関するもろもろのことが逐一否定され、不満を募らせた国民の怒りのベクトルを一気に発散させる方向性を示すことで敵を攻撃する」ということかもしれない。
「守ろう反戦」!?
ちょっと一息つくのも、一服するのも、お酒の力を借りて現実から少しだけ離れるのも、生きて行くために与えられるべき小さな自由であると思います。そんな小さな自由こそ大きな目標(例えば、人類の人間性の向上)のために守られるべきと思います。
お し ま い
<社会>